今回は皆様の大切なペットの介護について、特に犬の認知証の前兆と介護方法について書かせて頂きます。
犬も人間同様に年を重ねる毎に起こりやすくなる、『認知症』
「最近、様子が変だな??」と、思っても、老化による行動の変化なのか認知症が起因の行動の変化なのか言葉が喋れない分、判断が難しいものです。犬が認知症になった場合に多く見られる症状とはどういったものでしょうか。
■認知症になった際に見られる症状
・ご飯を何度も欲しがる
・トイレをよく失敗するようになる
・名前を呼んでも反応しなくなる
・夜泣きをするようになる
上記のような症状は、当然ですが徐々に現れ進行していきます。この些細な変化に気付けずに怒ってしまったり、適切な対応(介護)しなかったりすると悪化してしまう事もありますので些細な事でも気付いたら注意して見守ってあげて下さい。気になるようであればかかりつけの動物病院に相談するのもお勧めです。
■介護方法は
ご飯を何度も欲しがる場合には、一回の量を減らしていつもの量を回数多くあげて下さい。一回の量が少なくてかわいそうと与えすぎないようにしてください。体重が重たくなればその分大切なペットへの負担が増え、歩行が億劫になり足腰の老化に拍車がかかり、結果的に大切なペットが辛い思いをすることになります。
夜泣きをする時は昼夜のリズムが逆転している事が考えられます。意識して回数多く日光浴をさせたり、お昼の時間に遊んであげたりと昼夜のリズムが正しくなるように働きかけてあげてください。
認知症が進んでいく様子をみるのはとても辛い事ですが、大切な家族が少しでも長く快適に過ごせるように見逃さず受け止めてサポートしてあげて下さい。